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サイエンス

快楽原則

かいらくげんそく

(英語)【pleasure principle】「プレジャー・プリンシプル」 (独語: Lustprinzip, 仏語: Principe de Plaisir)「

心的機能を支配する基本原則の一つ。快感原則とも。

人間の心的過程は、緊張に基づく不快を回避し、空想または現実の満足によってその緊張を低下させることによって快感を得ようとするというもの。

グスタフ・フェヒナーが作り上げ、ジークムント・フロイトが取り入れた精神分析学の概念。


人間に生まれつき備わった無意識的、衝動的に、快楽を追求するという精神傾向。心が興奮限度量を保とうとする恒常性の法則(principle of constancy)に従い、「プレジャー(快楽)」と「リアリティ(現実)」の鬩ぎ合いが心を支配している、という学説に基づく。「プレジャー(快楽)」を求める 「プレジャー・プリンシプル(快楽原則快感原則)」に対して、「リアリティ(現実)」を求める側を「リアリティ・プリンシプル現実原則)」という。「プレジャー・プリンシプル」は、現実もしくは幻覚による充足が本能欲求の高まりを低減させる活動であり、「リアリティ・プリンシプル」は、現実適応が本能を満足させるように、本能欲求を断念・延期・迂回させたりする活動である。因みに、現実に適応しようと働くものを「エゴ自我)」という。


自我論集 (ちくま学芸文庫)

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