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ゲーム

海腹川背

うみはらかわせ

1994年12月23日にTNNから発売されたスーパーファミコン用ラバーリング・アクションゲーム

概要

ヒットラーの復活」にちょっとのジャンプ能力を加え女キャラ化させたもの、と説明すると古くからのゲーマーならば一応は「あーあー」と理解してくれるかも。

しかし、本作の一番のミソは(『ヒットラーの復活』のような)「ワイヤリング」ではなく、「ラバーリング」すなわちゴムひもの伸び縮みを利用したアクションにある。

プレイヤーは主人公の海腹川背さんを操作して妨害物である魚類をよけながら道なき道を進み、面クリアーを繰り返す。

伸縮性のゴムひもがついたルアーを投げて壁にひっかけ、自分自身をウェイトに複雑な反動を生み出して行う多彩なアクションが醍醐味。熟練者は面クリアーまでのタイムアタックなどが楽しめる。

なお、「海腹川背」とはもともと料理用語の海背川腹(脂肪が多い海魚は背から、脂肪が少ない川魚は腹から焼くべしという格言)をもじったものである。

デザイン

海腹川背さんは「巨乳で童顔+アホ毛」デザイン。アホ毛と言う言葉が認知されていない時代にアホ毛トレードマークとしたキャラクターだった。

キャラクター原画は近藤敏信。中学生のつもりでデザインしていたら、製作側から19歳と告げられて困惑し、苦肉の策として大幅な巨乳にしてごまかした逸話が知られている。ただし、ゲーム雑誌「GAMESIDE」では、その話は「ロリなのに巨乳で巨大なアホ毛というキャラクターを描いてしまった自分への照れ隠し」によるウソであると語っている。

没になった裏設定

ゲームデザインと開発を担当した酒井潔が、自身のサイトで没になった裏設定を公開していた。「父は流しの板前としての道を選び母と離婚、川背は父とともに」「究極の素材を求めて山へ入った父はそのまま行方不明に」「姉は母の留守中、店で出すために仕入れてあったふぐを無免許で捌き肝を食べて中毒死」「定食屋のおかみをやっている実の母に、実の母とは気付かずに引き取られる」など非常に暗い設定だったため、ゲームのイメージにあわないとされ没になったと言われている。

商品

海腹川背

海腹川背

*1:「海腹川背・旬」の移植・リメイク。挙動が原作と異なる。