大学学部数学の二枚看板分野といえば、線形代数学と解析学ではないか。線形代数学の名著については既に紹介したので、今回は解析学の名著を紹介する。 解析学の名著は、やはり高木貞治(ていじ)先生の『解析概論』であろう。解析概論は、高校数学の学習が終わり、退屈をしている高2や高3が読んでいく場合もあるが、多くの場合、大学学部に入学してからである。 演習主体ではないため、とっつきにくい感もあるが、読み進めていくうちに、解析学の奥深さに触れられる構成となっている。パチンコなどでくだらないくだらない時間の浪費をするなら、オススメしたい一冊である。 定本解析概論 [ 高木貞治 ]価格:3520円(税込、送料無料…