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柿本人麻呂

(読書)
かきのもとひとまろ

飛鳥時代の歌人。三十六歌仙の一人。伝記的資料は万葉集以外は残っていない。
7世紀中頃生まれる。芸能、門付の家に生まれたという説もある*1

持統天皇に重用され、宮廷の公事の歌を多数詠む。枕詞を多用したダイナミックな長歌、簡潔な短歌が特徴。持統朝以後の消息は不明。

8世紀初めに石見で死去したとされている*2

同人を祀る神社も各地にある(兵庫県明石市の柿本神社など)。

あしひきの山鳥の尾の垂り尾の長々し夜を独りかも寝む
(百人一首 3/拾遺和歌集 巻十三 恋歌三 778)

*1:柿本朝臣は和邇氏の同族とされる

*2:「石見にありて死に臨む時」の歌は残るが、石見国赴任は晩年のことではなく、伝説によって詞書が書かれたものとも考えられている

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