中身が整い、使えるカードになれば名称変更も自ずと支持されるようになる またマイナンバーカード問題に火の手が上がっている。今度は河野デジタル大臣の発言である。曰く「来秋を予定しているマイナカードの正常化の際にはカードの名称変更も視野に入れる」のだそうだ。 入力を安易に捉えていた結果“起こるべくして起こった”入力問題を始めとして、省庁間の連携どころか、上意下達で済ませていた自治体への指示の曖昧さなど、あっちでもこっちでも火の手が上がっているだけでもウンザリだったのに、使い勝手とは別次元の名称変更を発表するとは。これでは行政機関や政治家が得意とする“箱物行政”のカード版でしかないじゃないか。 河野デ…