台湾の半導体メーカーTSMCの新工場を熊本県に誘致したことにより、関連企業の熊本進出も相次ぎ好景気で沸き立っているようです。 直接の副作用として県北の工場立地となった菊陽町や大津町周辺では交通渋滞が激しくなったということがニュースとなり、その対策というものがあれこれと議論されています。 しかしこの本を読んでみると、本当の影響はそんなものじゃなさそうです。 熊本の貴重な財産である地下水をとんでもない勢いで汲み上げるということも大問題ですが、それ以上に排出される有害物質が他の工業などとは比べ物にもならないもので、種類も量もこれも桁外れになりそうです。 それにも関わらず国も県も経済効果ばかりに目がく…