いや~、早朝からちょいとしたことを調べていて、3時間も費やしてしまった。 それがね、今村翔吾『くらまし屋』(ハルキ文庫)の5巻「冬晴れの花嫁」を読んでいて、登場人物に松平武元(たけちか)という武士が登場したのである。上野国(こうずけのくに)舘林藩(たてばやしはん)五万四千石の主という記載があったので、「それなら詳細情報を得てから読むとさらにおもしろい」と思ってしまった。 書庫から『寛政重修重修諸家譜(かんせいちょうしゅうしょかふ)』(全26巻)、『三百藩藩主人名事典』(全4巻)などを引っ張り出してきて調べ始めてしまった。 これがいけなかった(苦笑)。 「武元」はすぐに見つかったんですよ。館林藩…