岩野喜久代

(読書)

【いわのきくよ】

歌人（1903年1月3日-1996年）
広島県江田島海軍兵学校官舎に生まれる。父は酒巻貞一郎。1922年東京府女子師範学校卒業。1924年東洋大学倫理教育部入学。1925年10月大東出版社創立者、浄閑寺第二十四世岩野真雄と結婚。1925年高楠順次郎に師事する。30年與謝野寛・晶子夫妻に師事し、新詩社同人となる。42年晶子のあとを受け、文化学院にて短歌を指導。48年小野清一郎の聖典講座に参加。『浅間嶺』を主宰。

著書

『苔の花哀悼歌集』岩野喜久代 1937
『万里の秋』人文閣 1939
『下町の灯歌集』大東出版社 1940
『颯秣建国の秋歌集』大東出版社 1978
『大正・三輪浄閑寺』青蛙房シリーズ大正っ子 1978
『投込寺異聞』青蛙房 1983
『さかむら・しんみんさんの風光』仏教タイムス社 1986
『夕日に向かって』青蛙房 1988
『永井荷風と浄閑寺・與謝野晶子と荻窪のサロン岩野喜久代随想集』大東出版社 2011
『『明星』以後の歌人たち歌誌『浅間嶺』を中心に岩野喜久代随想集』大東出版社 2013

編纂

『与謝野晶子書簡集』編大東出版社 1948

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