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喜多村緑郎

アート

喜多村緑郎

きたむらろくろう

1871-1961。東京生まれ。新派の名優。

自作自演の『八犬伝』で初舞台を踏み、大阪の成美団に参加。はじめはいなせな若者役だったが、佐藤紅緑の『侠艶録』で大当たりを取り、女形として地歩をかためる。以後、泉鏡花と提携し、新派の古典となった世話物『日本橋』『通夜物語』を作り上げ、滝の白糸、稲葉屋お孝、お蔦等の演技は新派女形の軌範とされた。著書に『芸道礼讃』『わが芸談』等があり、文筆家としても独自の才を示す。