奇巌城

読書

奇巌城

きがんじょう

原題:L'Aiguille creuse 、奇岩城?

モーリス・ルブランが著作したアルセーヌ・ルパンの一篇。1909年発表。ルパンシリーズ?の単行本第4冊目にして、初の長編(1冊目は短編集、2冊目は中編2本、3冊目は舞台の小説版)。ルパンが過去3本の短・中編で対決してきたライバル探偵エルロック・ショルメ?(邦訳ではシャーロック・ホームズ)との、最後の直接対決でもある。

原題を直訳すると『空洞の針』ないし『空ろの針』などとなる。「奇巌城」とは日本で最初にルパン全集を訳した保篠龍緒?による訳題で、この邦題があまりに見事なため、以後ほぼすべての邦訳で用いられている。