菊地成孔+大谷能生による東大ゼミ。
東京大学教養学部、1,2年生を対象として2004年春より開講。
表テーマは、12音平均律〜バークリー・メソッド〜MIDIといった音楽の記号化の歴史を経由した20世紀ジャズ史について。
裏テーマは、19〜20世紀における商業音楽と人類との関わりと、今後の商業音楽が辿る未来像について。
前身ゼミとして、2001年5月1日〜6月26日にかけて「映画美学校」で行われた『商業音楽理論史』があり、その内容を講義録の形で収めた快/怪著『憂鬱と官能を教えた学校』は、後期より副次的な教科書として使用されている。
また、聴講生有志により作成されている講義録『菊地成孔東大ゼミ非公式掲示板』は、時に講師本人も書き込むなど、本講義にとって欠かせない存在として機能している。
参考サイト
・菊地成孔東大ゼミ非公式 website(http://f37.aaa.livedoor.jp/~skmogura/index.html)
・菊地成孔東大ゼミ非公式掲示板(http://6717.teacup.com/sokkurimogura/bbs〜)
・second television(http://www.geocities.jp/television2nd/)
参考図書
・憂鬱と官能を教えた学校〜【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史