あなたはリハビリをしていくにあたって、どのような目標を設定しますか? 臨床に置いて、目標に設定しやすい『歩行の自立』自立した歩行とは、どのような状態なのでしょうか?まず歩行とは、生きることを支える重要な機能の1つと言われています。リハビリテーションの現場においても、歩行機能の再建は単なる移動獲得の手段だけでなく、様々なADLの自立と社会参加の基盤になるとともに認知学習においても重要な役割を持つと考えられています。そんな重要な役割を担う歩行獲得には様々な能力が必要となります。その中でも、変化に気づくことができる洞察力は、治療効果を高める上で切っても切り離すことの出来ない部分であります。知識と治療…