障害への理解を深める情報発信などを巡り阿部知事(右)と意見交換する関係者ら=1日、県庁 県は1日、県民と阿部守一知事が県政課題を話し合う「県政ティーミーティング」を県庁で開いた。聴覚障害や失語症、視覚と聴覚に障害のある盲ろう者とその支援者らでつくる「共生社会の実現に向けてコミュニケーション障害を考える会」の有志7人が出席。障害の特性への理解を促すための情報発信の充実や支援者の処遇改善を求めた。 会の代表で聴覚障害のある宮崎進さん(62)=NPO法人信州難聴者協会理事長=は、人工内耳や補聴器を使用しても音を正しく聞き取ることができず意思疎通が難しい―と説明。障害を理解する講演会など県のPRを求め…