赤澤竜也作家 編集者 4/12(金) 11:40 答弁に立つ中村稔国税庁長官官房審議官(衆議院インターネット審議中継より) ひさしぶりに手に汗握る国会審議を見た。 4月9日に行われた衆議院総務委員会、共産党・宮本岳志議員の質疑である。 登壇したのは中村稔国税庁長官官房審議官。いまから7年前、財務省理財局総務課長として関わった財務省決裁文書改ざん事件において「中核的な役割を担っていたと認められる」と調査報告書に記されている人物だ。 改ざん発覚後の2018年8月、外務省へ出向したうえ在英大使館公使となるなど、異例の人事で日本を離れ、ほとぼりが冷めた2022年6月に財務総合政策研究所副所長として帰国…