馬頭と一対になっている、獣面人身の化け物。地獄で罪人を責める獄卒。
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「極道恐怖大劇場 牛頭(GO-ZU)」
字廻(あざまわり)組構成員の南(曽根英樹)。彼は兄貴分である若頭・尾崎(哀川 翔)をこよなく尊敬しているが、チワワを見ればヤクザを殺すために訓練されたヤクザ犬だと言い張ったりするなど、最近の尾崎には奇行が目立っていた。狂った尾崎に身の危険を感じた組長(石橋蓮司)は、挨拶回りの名目で名古屋にある処分場に尾崎を連れていくよう、南に命じる。しかし悲劇は道中に起きた。暴れだした尾崎を取り押さえようとしているうちに、南はうっかり尾崎を殺してしまったのだ。しかも、途方にくれた南が組長に電話している間に尾崎の死体が消えてしまう。南は尾崎を探そうと奔走するが、全身を金と銀の洋服に身を包んだ二人組の男に執拗にからまれたり、顔半分を白く塗りたくった男に道案内されるなど、何もかもが少しずつねじれているような世界に取り込まれ、偶然とも陰謀とも思える出来事に翻弄されていく。