京阪1000系電車

一般

京阪1000系電車

けいはんせんけいでんしゃ

京阪電気鉄道鉄道車両

京阪で「1000」を名乗る系列は、歴史上3つある。

現行の1000系(三代目)

1977年昭和52年)に製造開始され、7両編成6本の42両が製造された。

特徴

  • 旧型車の機器流用車である700系の車体を利用し、台車や電気機器を新製して製造された。よって、カルダン駆動を採用した高性能車である。
  • 製造当時の京阪の架線電圧は直流600Vであったが、電気機器は1500V昇圧対応のものが使用された。
  • 電気機器は5000系のものに準ずるが、5000系の昇圧対応は2両単位で行うのに対して、1000系の昇圧対応は1両単位で実施する。

その後の改造など

使用線区など

京阪本線鴨東線で運用されている。

歴史上の1000系(1000形)

初代1000形

初代1000形は1924年大正13年)から10両が製造され、京阪線に投入された。

半鋼車で、卵形(前頭部を上から見ると半円形)の前面形状を有する。正面の窓は5枚。

京阪の電車として初めて間接制御方式を採用し、連結運転が可能となった。

1929年昭和4年)、300形に改番。後に一部は大津線に移り、1967年(昭和42年)まで使用された。

二代目1000形

二代目1000形は1938年(昭和13年)から10両が製造され、京阪線に投入された。

当時、世界的に流行していた流線型を採り入れたのが特徴。ただし、流線型でありながら両運転台車で、片方の運転台は貫通型(非流線型)となっている。車内はクロスシートで、主に急行に使用された。

1000形の兄弟として、流線型車体ながら車内をロングシートにした1100形、両運制御車(非流線型)の1200形、片運制御車(非流線型)の1500形が存在し、これら1000形グループを総称して1000系と呼ぶこともある。1000系の総数は40両を数えた。

戦後、1950年昭和25年)に特急運転を開始した際に初代特急車として整備されたが、後継車の登場で、数年後に一般用に格下げられている。

1968年昭和43年)から製造された車体更新車700系(後に三代目1000系上記)となる)に電気機器と台車を提供し、1970年昭和45年)までに全車廃車された。