強相関電子系

サイエンス

強相関電子系

きょうそうかんでんしけい

強相関」とはその名の通り「強い結びつき」のことを示す。物質に多数の電子が存在すると、電子同士に強いクーロン力が働き、反発して身動きがとれなくなる。電子があるにも関わらず、従来の絶縁体のように電気が流れない状態となる。

電子同士の相互作用が強くない場合は、電子一個の場合についてシュレディンガー方程式を解き、エネルギー固有値からバンド構造を調べることで電流が流れるか絶縁体になるかが分かる。しかし強相関系の場合、バンド構造から電流が流れると予測されても絶縁体になる場合があり、モット絶縁体?と呼ばれる。