近鉄3000系

一般

近鉄3000系

きんてつさんぜんけい

1979年昭和54年)に製造された、通勤用車両の系列で、近鉄最初にして、2009年現在、唯一のステンレス車

4両編成1本だけが製造され、主に京都線橿原線で使用されている。

当時、近鉄京都線京都市営地下鉄との相互直通運転計画があり、それを見越して、当該系列が製作された。そのため、ステンレス車体以外にも、電機子チョッパ制御、電気指令式ブレーキなど、それまでの近鉄通勤車にはなかった新機軸が多数採用された。

しかし、その後の系列では、アルミ車体、界磁チョッパ制御が標準となったため、近鉄通勤者の中では異端系列となってしまった。また、地下鉄との直通運転は、3200系によって実施されることになり、3000系地下鉄との直通運転に使用されることはなかった。ただし、前面形状だけは、その後の近鉄通勤車の標準形状となり、「シリーズ21」の登場までの約20年間続くことになる。

4両編成1本で、性能的にも他系列と混結できないため、後年、ブレーキ装置・制御装置の改造を行い、他系列との併結を可能としている。

現在に至るまで、4両編成1本だけの存在で、運用線区も主に京都線橿原線のままである。