近鉄の急行形車両。
1988年に登場し、名古屋線を中心に急行や快速急行などの優等列車に充当される。
同年にはグッドデザイン商品に選定され、JR東日本を除くJR各社でも類似の車両が導入されている。
また、現在は順次車体更新が行われている。
車体
近鉄が所有する車両(現存する車両)の中で唯一の3ドア車両。
連続窓を採用した関係上、車体強度を確保するために普通鋼製とされた。
長距離列車や団体列車に使用する事もあり、座席は転換クロスシートを採用、4両編成中2箇所(1・4両目)には化粧室が設けられた。
機器
VVVFインバータ制御を採用し、最高速度は120km/hである。
車体更新に伴いプログラムが変更されたため、同じ系列でも走行音が多少違う編成も存在する。
名古屋線の急行を中心に運用されている。
一部の編成は大阪線の優等列車に運用されるが、ラッシュ以外の時間帯では普通や準急でも運用される。
5200系の重連で運用する時もあり、大阪線では稀に5820系などと連結して運用される。
6/6は近鉄電車で伊勢志摩方面へ乗りつぶしに行きました。 平日昼間に伊勢中川で調査をしながら撮った写真です。 ・近鉄2800系 2800系L/Cカーによる名古屋行急行です。