能楽の観世流一門のひとつ。
明治時代、 観世銕之丞(かんぜてつのじょう)家から分家した観世清之(かんぜきよし)が中心となって、門弟を育て、門となしたのが始まり。
現在は三世 観世 喜之(かんぜ よしゆき)を当主とし、通称、観世喜之家、矢来観世家、として親しまれ、矢来能楽堂では毎月第二日曜に定例公演を開催。