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熊王

格闘ゲームソフト。ハードウェアMSX。個人作品で、月刊雑誌『MSXFAN』の1991年12月号付録として収録されていたようだ。シンプルで粗い単色ドットの熊を操り、キーボードからさまざまなコマンドを繰り出して敵熊を倒してゆく。

プログラミングツール的な側面で語られるMSXであるが、子供たちにファミコンの代用として買い与えられ、本当にゲーム機としてしか扱われなかった例も多数ある。そんな状況を考えると、熊王の潜在的なプレイヤー人口は意外と多いのではないかと想像できる。

当時スーパーファミコンを買ってもらえず、さりとてプログラミングに熱中できるほどでもなかった子供たちにとって、熊王は、雑誌付録という値段の安さもあり、身近に楽しめる唯一の格闘ゲームであったのだ。