( 終戦直後の1945年(昭和20年) 「真の天皇は自分である」と名乗り出た人がいます。熊沢天皇です。 (我こそは熊沢天皇) 太平洋戦争で負け、日本が史上初めて外国に占領されると世の中は混乱します。・・と同時に民主主義の世の中になり、自由に物が言えるようになりました。さらに天皇など皇室に対する不敬罪が廃止されたことなどから、「我こそが南朝の末裔で正統な皇位継承者である」と自称する人間が現れました。名古屋で雑貨商を営んでいた熊沢寛道、通称・熊沢天皇です。 どう見ても、その辺にいるおっさんにしか見えませんが、熊沢寛道氏は「俺は天皇の子孫であり、しかも正当な南朝の流れを組むのだ、だから本当は私が本当…