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軍産複合体

一般

軍産複合体

ぐんさんふくごうたい

産軍複合体とも。

名前の通り、軍と産業界の結合。

簡単に言えば軍事予算という角砂糖に、軍需産業という蟻が群がる状態。もちろん蟻は砂糖以外のものも食べられるはずだが、現実にはこの状態を維持するために政府に各種の働きかけを行って、軍事予算の拡大を企図し、これは政策を歪めるもとともなる。

これだけならば、たぶん紀元前から存在する情景であるが、中央政府の権限拡大と軍事予算の増大とがそれをスケールアップさせた。

このため、(アイゼンハワーをはじめとする)人々からは、民主主義社会を脅かす脅威と見なされている。

今日的な起源は第二次世界大戦において見いだすことができる。掛け値無しのトータル・ウォーとして遂行されたこの戦争では、イギリスアメリカで産業界と軍、それに官界や学会が巨大化した戦時の予算の元で、それまでの常識を越えるようなプロジェクトを遂行していった*1

一説によると、アメリカは弾薬の在庫を周期的に一掃する必要性から、数十年に一度、戦争を必要とする経済となっている。ミサイルや弾薬にもサビ等による使用期限があるため。

*1:その最大のものがマンハッタン計画である