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経皮毒

サイエンス

経皮毒

けいひどく

皮膚から毒性物質が吸収されて内蔵に蓄積するという説。

皮膚からの成分吸収は確かに起こり得る(湿布や軟膏などは実際に経皮吸収を利用する)が、これはあくまで局所的な患部付近に薬効を留める目的で行なわれること。言い替えれば、塗布した部分にしか影響しない現象であり、内蔵への影響を気にする必要はない。もし内蔵にすら蓄積するほどの分量であれば、その前に皮膚が重大な影響を受けるはずである。


よく耳にするのが「妊婦子宮からシャンプーの匂いが」というものだが、前述の通り子宮にまで蓄積するようなら頭皮が無惨になっているだろう。またこの話は大概「だから無害なシャンプーをお勧めします」と販売勧誘とセットになっている。このことからも話の如何わしさが伺える。