政府、行政機関等が定めた「避難が必要である」地域。 避難の際に混乱が起こらないよう、事前に市町村との調整が行われた上で避難の完了日が設定される。
福島第一原発から半径20km以内で立ち入りが禁止されている「警戒区域」の外で、1年の期間内に積算放射線量が20ミリシーベルトを超える恐れのある地域。 (福島県の飯舘村全域と川俣町山木屋地区、浪江町、葛尾村の警戒区域を除く地域、南相馬市の一部)
福島第一原発で水素爆発が起きたことにより、その周辺に住んでいた方々は避難指示が出されて、立ち入り制限が何年も続いたり、現在も帰還困難区域が数多く残っています。 避難生活を体験した方、現在も避難生活を続けている方、大変な苦労や思いがあると察しますが、震災12年が経ち、私たちは何ができるでしょうか。 そもそも前提条件として、日本全国、多くの方々が現状を理解するにあたり ・福島の各市町村の位置関係がわからない ・警戒区域、計画的避難区域など、言葉がいろいろ出てきてわかりにくい といった課題があると思います。 ここではどのような区域が存在して、どのような意味だったのか、2011年から2023年にかけて…