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月本裕
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月本裕

(読書)
【つきもとゆたか】

作家。
1960年（昭和35年）9月8日、生まれ。2008年（平成20年）1月9日、死去。
東京都出身。
1980年代初期は、雑誌「BRUTUS」の編集に関わる。
1986年、ニュー・アカ全盛期に、衒学的な『「東京時代」は、永遠です。―だから、勇気を出して無責任！』でデビュー。
その後、1989年、「坊っちゃん」文学賞第一回大賞を小説「キャッチ」で受賞。
著書に『賭ける魂』（情報センター出版局）、『科学者』（アスペクト）、『この人を見よ』（大和書房）などがある。
勝新太郎主演・演出の舞台「不知火検校」の共同脚本、テレビ番組「スタ☆メン」（フジテレビ系列）のブレーンなど多岐にわたって活動した。

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富柏村日剩•5ヶ月前

伊集院静「大人の身だしなみについて」

癸卯年十月十二日。気温摂氏5.8/22.0度。晴。 大相撲九州場所は贔屓の大賀君（幕下47）勝越しめでたいが兄を番付で追い越した弟の丹治君（幕下29）白星1つのみで負越し。今場所好成績なら十両に上がれた琴手計（幕下5）も2勝ち4敗と負越しが残念だが今日の深井（幕下4）との同じ星取りの対決は2度も物言ひで同体と見做され両者へと／＼で3度目の勝負で琴手計の勝ち。 伊集院静さん死去 享年七十三：朝日新聞 本当に佇んでゐるだけで素敵なオーラを放つ紳士だつた。 アタシが香港から戻り山の上ホテルに宿泊のときは601号室をとることができた。月本裕さん夫妻と「近藤」での天ぷら。バーで飲んでゐたら月本さんが「あ…

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富柏村日剩•6ヶ月前

取手から成田へ

癸卯年九月十二日。気温摂氏10.4/23.1度。快晴。家人が今晩、香港から戻るので成田に迎へにいくのだが折角だから取手に寄り畏友·月本裕さん（Wiki）のお墓参り。月本さんが亡くなつたのが2008年1月。もう15年以上前か。取手で江戸時代からの医家。月本夫人にお寺の近くの吉田八幡神社にもよろしければお寄りになつて、といはれてゐた。元々はお家の敷地内にだつたのださう。神社の参道に静かに白猫が佇んでゐた。まるで神さまのお遣ひか。日暮れ前の時間で何か出てきさうな気配。 家人のピックアップまでまだ時間があるので取手の超級銭湯（湯楽の里）に一浴。風呂を上がり書き物をして夕食（かつ丼）もこちらで済ます。か…