原口統三

読書

原口統三

はらぐちとうぞう

昭和21年逗子海岸にて19歳で入水自殺した一高生。

1927年1月14日、京城に生まれる。新京・奉天大連をへて1944年第一高等学校文科丙類入学。ボードレールランボーらへの親炙、ヴァレリーニーチェとの対決をへて純粋意識と生の相克を詳細な遺稿断章「エチュード」に遺し、1946年10月25日、神奈川県逗子海岸にて入水自殺

定本 二十歳のエチュード (ちくま文庫)

定本 二十歳のエチュード (ちくま文庫)

一切の芸術を捨てた後に、僕に残された仕事は、人生そのものを芸術とすること、だった−旧満州(新京・大連)に育ち、昭和19年、第一高等学校文科丙類に進んだ原口は、ランボーに憧れ、詩の世界を希求し、自己の内面をノートに書き綴った。昭和21年逗子海岸にて入水自殺享年19歳。短い生を映し出す死の鏡の中に彼は見ようとしたのか。<純粋精神>の軌跡を示す「エチュード」の決定版に森有正、橋本一明らの追懐を収録。