減速材

サイエンス

減速材

げんそくざい

[英] moderator

減速材とは、原子炉において、核反応により放出される中性子の速度を落とし、燃料に吸収されやすくするために用いられるもの。

材料としては、軽水を用いるタイプが最も多く、このタイプを軽水炉といい、日本ではすべての原子炉軽水炉である。

次いで多いのは重水を用いたタイプで、このタイプを重水炉といい、カナダインドで主流となっている。

軽水炉、重水炉では、軽水、重水はそれぞれ減速材のほか冷却材?としても用いる。

ほかにも黒鉛を用いるタイプもあり、これを黒鉛減速炉といって、旧ソ連の国々で使用されている。ナトリウムなど低融点金属を使用する場合もあり、このような炉を液体金属炉と呼ぶ。