地域社会との繋がりを持たない状態で死亡し、その死亡した事実が長期間誰にも気付かれなかった状態。「孤独死」とともに使われる。
現代の日本では、独居高齢者や老老介護世帯だけでなく、若年層の家族がいる世帯や生活困窮世帯でも起こっている社会問題。
東日本大震災 13年前、震災で救われた命が、静かに失われています。東日本大震災と原発事故で自宅を失った人などが入居する災害公営住宅。誰にもみとられずに亡くなるいわゆる「孤立死」は昨年末までに355人以上に上ることがNHKの取材でわかりました。今年度に入り、少なくとも48人が新たに確認されています。何が起きているのでしょうか。 孤立死 数日間気付かれないケースも 宮城県気仙沼市にある市営南郷住宅です。およそ150世帯が暮らしています(R5年12月末時点)。9年前、市内で初めての災害公営住宅として完成。住宅支援の先駆けとして、当初は高齢者の生活支援やコミュニティー形成のためのイベントなどが積極的に…
私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。 日々、高齢者の介護に携わる中で、老々介護の現状や問題について考える機会が多くあります。 老々介護とは、高齢者が高齢者を介護する状況のことです。日本では、少子高齢化の進展に伴い、老々介護の割合が増加しています。厚生労働省の調査によると、2021年の老々介護の割合は、65歳以上の夫婦のみの世帯で24.1%、65歳以上の夫婦とその他の同居家族の世帯で19.7%となっています。 老々介護には、以下のような問題があります。 身体的な負担 老々介護では、介護者も高齢であるため、身体的な負担が大きくなります。要介護者の排泄や入浴、食事などの介護は…
こんにちは、日凪子です。hinakonoouti.hatenablog.comマンションで発生した異臭事件の続きです。 管理会社の貼り紙から1週間が経過しました。異臭はおさまっているものの、掲示板にはなんの報告もありません。 またいつもの、対応を引き延ばし、いつのまにかうやむや、のパターンかともやもやしていたとき。外出のためエレベーターに乗ったとたん、強烈な異臭に包まれました。 まるでゴミ箱の中にいるようです。 さらにエレベーターの内側に、ダンボールが貼り巡らされています。 引っ越しで荷物がぶつかって傷がついたりしないようにするアレです。下の階に降りてゆく途中、エレベーターの窓からなにやら作業…
『遺体は確認しました』 パトカーのトランクを開けて現場検証に向かう準備をしながら、警官が報告していた 諸事情により、現場検証中のパトカーは我が家の敷地内に駐車 パトカーがいる緊張に加えて遺体の状態、臭い、遺体周辺の状況等々、現場の凄惨さを想像して吐き気がした 現場検証を終えて帰るというご挨拶と駐車のお礼を受けたのは約2時間後 検死するのか遺体は警察が引き取ったらしい 一人娘は嫁ぎ、妻は娘が嫁いだ地域の施設へ入所、ひとり暮らしの男性が誰にも知られず亡くなっていた 家の前は草が伸び放題荒れ放題で、人や車などが出入りした形跡はなかったらしい 元々近所付き合いはなかったけれど、奥の隣家では姿を全然見な…
ここまでマニュアルを書き直してみて こんな面倒な事を喪主に託すのか!と喪主に申し訳なさしかない いきもののはなし
今迄の体験、記事作成時の準備で再認識した「死亡直後の遺族の大変さ」を軽減するためにフローチャートとチェックシートを作り直した いきもののはなし
更新履歴 (タイトル後ろに「←NEW(年/月)」の表示) 2024/3 「葬儀・火葬」に1件追加 ・首都圏の火葬待ち日数と費用例のプレスリリース(火葬待ちにより総火葬代の逆転) 2023/10 ・終活関連リンクの「相続」を「相続・葬儀代」に変更 ・「相続・葬儀代」にサイト2件追加 「葬儀保険(葬式保険)」 と 「預り金、名義預金、成年後見制度」 ・「雑記」 にサイト1件追加 「死亡診断書と死体検案書の違いと料金、検視と検案及びその流れ」 2023/09 ・「独り暮らしみゃうまつもの死後の諸手続き(作成中) 」 にサイト1件追加 「孤立死・孤独死に備えた終活とは07~喪主のためのチャート/チェッ…
葬儀社の皆様の親切な対応に感謝し、得られた情報に驚く いきもののはなし
東京都民の火葬料金…2022年6月の値上げに気づけなかったが、だってこれはちょっとわからんじゃろ?と言い訳をする いきもののはなし
『自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。 司馬遼太郎』 孤独死のニュースをたまに耳にします。長生きをすれば、いつかは単身で生活することになるでしょうから、他人事とは思えません。 また、肉体的死は避けて通れませんから、周囲にご迷惑をおかけしないように考えて工夫をしておきたいと考えています。 でも、その前に、このフレーズについて考えてみたいと思います。 人間は、十月十日母の胎内で育まれ、鼻からスイカが出るくらいの苦痛を伴って、産み出されます。 この時は、母親が一緒でした。 生命の誕生を誰かが取り上げ、保護者が育てます。ここでは、保護者が一緒です。 自立期を通過し、…
震災から13年が経ちましたね。 大きな地震や大雨などの災害があると、離れた所に住んでいるおひとりさま友達が「そっち大丈夫!?」と心配して連絡をくれます。 ひとりだと何かあったときに心細いので、こうした連絡だけでもありがたいですよね。 友達の存在って、本当に大事だな、と思います。 さて、今朝のNHKのニュースの特集で「災害公営住宅での孤立死355人」というのがありました。 始めの頃は公営住宅でもイベントなどが開かれていて、住人同士でコミュニティを作っていたようですが、時間が経つとともにイベントが開かれなくなったり、自分も高齢になって参加しなくなったりして、孤立してしまうようです。 そして、「孤立…
=============== ( 東北 ~ 関東 )★何故か【また】イバラギ消滅★ ↑↓ https://atmc.jp/prefs.cgi?d=day&mode================ =============== 東京電力 (原子力)@TEPCO_Nuclear·Mar 7 ■お知らせ■ 「福島第一原子力発電所 増設 雑固体 廃棄物 焼却 建屋における 火災報知器の作動について(続報7)」 当社HPをご確認ください。 https://x.com/TEPCO_Nuclear/status/1765652551355990082?s=20 =============== =====…
65歳以上人口の総人口に占める比率は、現在29.0%。高齢化に伴い、「一人暮らし高齢者」が増加傾向にあります(65歳以上を高齢者と定義)。 内閣府『令和5年版 高齢社会白書』によると、令和2年時点で高齢男性の6.7人、高齢女性の4.5人に1人が一人暮らしです。この割合は年々高くなっていくと推計されています。 一人暮らし高齢者の方々が不安視するのは、孤立死。令和3年度版の同調査によると、「誰にも看取られることなく亡くなった後に発見される死」と定義づけられた本問題について、「とても(身近に)感じる」と「まあ(身近に)感じる」と答えた人の割合は、60歳以上の全体では34.1%であるものの、一人暮らし…
■東京都港区、高齢者の民間賃貸住宅入居で貸主に補助(日本経済新聞2024年2月5日) 東京都港区は高齢者が民間賃貸住宅を借りやすくするため、2024年度から賃貸住宅を貸し出すオーナーを支援する。入居者が住宅内で死亡した場合の損害費用を補償する保険料金を区が負担し、住み替えが必要な高齢者が新たな住まいを見つけられるようにする。 区によると孤立死による負担発生などの懸念から、高齢者への貸し出しを敬遠する貸主が一定数いるという。区が民間の保険に加入し、孤立死などの際に発生する家賃損失による損害分や原状回復費用などを家主に対して補償する。 家賃が月額20万円以下の民間賃貸住宅に住む65歳以上のひとり暮…
日本の単身世帯数は、2020年の国勢調査にて、はじめて2000万世帯を超えて、全世帯に占める割合もほぼ4割に近い38%にまでなりました。 1985年から比較すれば、約2.7倍増です。 単身世帯というと、若者の一人暮らしを想像しがちですが、もはや実態は大きく変わっています。 実数では、39歳までの若者の単身世帯よりも65歳以上の高齢単身世帯のほうがすでに上回っています。それも当然で、長引く少子化で若者の絶対数はどんどん減っているからです。 同時に、今後、高齢単身世帯はますます増えていくのですが、それは、生涯未婚の高齢者が増えるというだけではなく、結婚した場合でも最終的には、子の独立や配偶者との離…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 老後の孤独は、男性と女性では全然違う。 ・ ・ ・ 2024年1月30日 YAHOO!JAPANニュース プレジデントオンライン「仕事もない、話し相手もいない、やる事もない…これから日本で大量発生する「独り身高齢男性」という大問題 ■単身世帯のメインはもはや「若者」ではない 誰もがやがて一人になる。 結婚して子どももいる人とて、決して例外ではありません。 【図表】年齢別単身世帯数推移 日本の単身世帯数は、2020年の国勢調査にて、はじめて2000万世帯を超えて、全世帯に占める割合も…
古いメモをめくる。8年前の記録がつづられている。 外出中の出来事だった。クルマの運転中、何度も携帯が鳴った。コンビニの駐車場にクルマを止めて確認。母がお世話になっていたデイサービスからだった。すぐに、かけ直す。電話に出た担当者はいかにも迷惑そうなかん高い声で、母の膝に20くらいの水疱(すいほう)ができていて、病院に連れて行ったほうがいいのでは、とのことであった。 土曜午後で、病院は閉まっている。近くの薬局に飛び込み、薬剤師さんに事情を話し、ガーゼや薬を購入。施設に向かった。 膝の周りに、5ミリほどの水疱(すいほう)が確かに20個くらいできている。母から目を背け、窓の外を眺めながら、救急に走るほ…
社会学部にてメディアやポピュラーカルチャー研究などの専攻を考えている学生へのお薦め新書。 稲増一憲『マスメディアとは何か:「影響力」の正体』中公新書、2022年 稲田豊史『映画を早送りで観る人たち:ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』光文社新書、2022年 瀬地山角『炎上CMでよみとくジェンダー論』光文社新書、2020年 金成玟『K-POP:新感覚のメディア』岩波新書、2018年 高野光平『発掘!歴史に埋もれたテレビCM:見たことのない昭和30年代』光文社新書、2019年 貞包英之『消費社会を問いなおす』ちくま新書、2023年 天野彬『SNS変遷史:「いいね!」でつながる社会のゆ…
元旦の能登半島地震でたくさんの方が被災されたこと心からお見舞い申し上げます。 SNSで被災者を装い、Paypayでお金を振り込ませようと誘導する悪しき人もいるそうです。許せません。 能登は少子高齢化の地域です。 私の友人のお義母様(旦那様のお母様)は能登で独り暮らしです。 毎年年末年始は、友人夫婦が能登の実家に行き、能登で年越しをするのだそうですが、今年は虫の知らせなのか、お義母様を金沢に呼び、年越しをしたそうです。 能登ほどでなくても、金沢もかなり揺れたわけですが、ライフラインは確保できています。 今回の地震で、地方で独り暮らし(もしくは高齢夫婦ふたり暮らし)をする親御さんのことが頭をよぎっ…
年が明けてから非常に大きなニュースが飛び込んできていますが、昨日の朝日新聞にこんな投書が載っていたのが目に留まりました。 英会話と手話を勉強したい、というわけではありません。そんな気はさらさらございません(笑)。そうではなくて、この投書の最初の部分が、あたしの関心を惹いたのです。投稿主は49歳、その母親が85歳。ちょっと差はありますが、母一人子一人で暮らしているところは、あたしとそっくりです。 そして、あたしが一番反応してしまうのは 母がもし亡くなった場合、未婚の私は1人になる。国際結婚して海外で暮らす姉家族はいるが、距離の壁はどうにも埋めようがない。 という部分です。あたしの場合、妹家族は静…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義と民族主義のブログである。 ・ ・ ・ 現代の日本人は、民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力がない為に、歴史が嫌いであり、日本民族の歴史が理解できないし、それ故に日本民族の歴史を学ぼうとはしない。 特に、戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的エリートや進歩的インテリにその傾向が強い。 ・ ・ ・ ブログ作成日:令和元年。 ・ ・ ・ 令和5(2023)年12月20日‥アクセス1万人突破。 ・ ・ ・ 2022-0…
最近のニュースの絵面、字面を見ると胸糞が悪くて吐き気を催す。今、しかし孤独死だけでなく孤立死という言葉もあるそうで私も他人事では無いが周囲に見放され故意に看取られる事なく独りで亡くなる方も少なくないそうです。近しい人からも関わりを拒絶され独りで亡くなってしまい長いこと誰にも気付かれず、という事もあるのだそうです。なんでかな?なんでこんな世の中になったんだ?私の男性嫌悪のせいだろうか?そう考えてしまうのは自意識過剰だろうか? 私は確かに男性嫌悪をしているが、しかし男性にも色々居て尊敬出来る人もきっといらっしゃるだろう。しかし、最近のニュースの絵面、字面を見ると胸糞が悪くて…。ランキング参加中アク…
■さいたま市が森永乳業と包括協定 子育て支援や防災など11項目(東京新聞2023年12月19日) さいたま市は、森永乳業と子育て支援や災害対策などの分野で連携する包括協定を締結した。今後は互いに市民サービスの向上や地域活性化を目指し、具体策を決めていく。 協定分野は11項目あり、子育て支援や暮らしの安心安全に加え、健康増進や地産地消の推進なども盛り込まれた。両者は10月に要支援世帯の早期把握などに関する個別協定を結んだが、関係強化に向けて包括協定にした。同社は市内に埼玉オフィスがあり、これまでも市の保育講座での粉ミルク提供などの地域貢献活動に取り組んでいる。 市役所で締結式があり、清水勇人市長…
ペンギンドクターから新書、文庫本の紹介とコメントがありました。 その1 大西広『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』 大西広『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』(講談社+α新書、2023年9月20日第1刷)について述べますが、(編集者註∶次回紹介します)その前に私の手元にある「人口減少」と関連する新書・文庫の一部を発行順に並べそれぞれの本の裏表紙や帯のコピー(宣伝文)を列挙します。コピーはその本の内容を現わしていると考えるからです。続いて「◍」で私のコメントを記します。 まず著者の略歴を記します。4冊が山田昌弘の著書です。 ■藤正巌:1964年東京大学医学部卒。同…