標高210m 比髙20m 主な遺構:土塁・堀切・竪堀 アクセス 高梁市街から北房へ向けて国道313号を北上。北房運動公園入口の交差点を右折して中津井川を渡る。川沿いの道を南下して定集落に入れば、城は集落背後の丘にある。 城は南に延びる低丘陵に築かれたもので、定石通り背後の尾根を堀切で遮断し、その内側に土塁を盛っている。曲輪は三段構成で中央の1郭が主郭と思われる。その規模は40m×30mの方形で、南面に虎口を開く。堀切面の小郭は背後に備えた櫓台か。 登城路は西側の谷間から堀底道をへて下段の2郭に入る。2郭南側の尾根筋には緩斜面が広がるが、切岸の高さは1~2m程度のもので、堀切などの防御施設は確認…