喉頭癌

サイエンス

喉頭癌

こうとうがん

喉頭(のどぼとけのこと)を中心にできる悪性腫瘍のこと。

男性では50~80代で多く発生し、女性も加齢とともに発症率は増加する。発症率、死亡率ともに男性のほうが高い。

喉頭癌は、声門上癌、声門癌、声門下癌の三つに大きく分類される。日本人に最も多いのは声門癌。

原因

喫煙、飲酒が喉頭癌を引き起こす危険因子とされている。

症状

声門上癌

初期症状としては、食べ物を飲み込んだときの痛みや異物感、進行すると、声がれ、呼吸困難、リンパ節転移など。

声門癌

早期から嗄声(させい:声のかれ)がほとんどの患者に見られ、進行すると嗄声がひどくなり、呼吸困難や血痰などもみられるようになる。

声門下癌

初期に自覚症状はほとんどなく、進行してはじめて呼吸困難や嚥下障害などの症状が出る。

治療

早期のものの場合には放射線療法で喉頭の機能を温存しつつ治療を行うことができる。化学療法を併用する場合もある。

放射線を照射できない部分にある場合や、進行したものである場合には外科療法で切除する方法がとられる。外科療法には喉頭を部分的に切除する方法と全摘出する方法がある。全摘出した場合には、気道が無くなるため首や顎に穴をあけて気候を確保する。声を出すこともできなくなる。

(参考→癌の放射線療法癌の化学療法癌の外科療法




診療科耳鼻咽喉科