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広岡敬一

読書

広岡敬一

ひろおかけいいち

性風俗研究家。

大正10(1921)年、中国東北(旧満州長春市生まれ。

昭和17(1942)年に勤務中の満州映画協会から、日本映画技術者養成所に留学のため上京。同年11月、学徒動員令による召集を受け陸軍航空隊に編入される。中国各地の後方部隊を転々とした後、在北京特攻要員訓練部隊、第五錬成飛行隊に配属される。民間人時代の経歴から写真班員を命ぜられ、特攻要員の訓練などの写真撮影にあたる。

終戦を迎えたが生まれ故郷の中国を離れがたく、現地除隊を希望して北京に残留。日本人の引き揚げが相次ぐなか、生活の術もなく、やむなく帰国。日本で唯一土地勘がある東京を目指した。

その後、立川市の洋娼に始まり、吉原赤線の女給、ストリッパーやトルコ嬢、風俗の世界に首まで浸かる仕事を続けて現在に至る。

著書『トルコロジー』(晩聲社)『ちろりん村顛末記』(朝日新聞社)『トルコロジストのせんちめんたるじゃーにー』(現代書林)『泡の天使たち』(講談社)『ストリップ慕情』(講談社)『戦後性風俗体系』(朝日出版社)など多数。


2004年6月21日、肺癌のため東京都大田区の病院で死去、82歳。