丸々一週間くらい続いた深夜のTVer生活。PCで作業をしながらほんの僅かな視線の移動だけで臨場感ある映像を楽しめる。 そんな便利さを最大限享受できたのが今年のブダペスト世界陸上だった。五輪前年の開催、ということで、世界中の有力選手たちが「勝負」まで意識して調整してきていることを随所に感じさせられた大会だっただけに、日本選手たちが残した爪痕にも大きな意義が感じられたのは自分だけではあるまい。これまで、日本人がその場に立つなんて想像でもできなかった種目の決勝に日の丸をつけた選手が残っていて、その種目の「ファイナリスト」として応援することができる幸福は何物にも代えがたいものがあった。そして、開催中の…