川原泉の初めての連載長編漫画(といっても短期集中連載なので単行本一冊程度の長さもない)。
九州A県B郡の豆の木村にある、こじんまりとした私立豆の木高校。そこに赴任してきた新人生物教師・広岡真理子は、はずみで部員が9人しかいない弱小野球部の監督を引き受けることになってしまった。素人監督の下で一回戦突破を目標に練習に励む部員達。そして、豆の木の怪しげな快進撃が始まったのだった――
血と汗と涙……とは無縁な、のんきでお気楽な甲子園の物語。
「花とゆめ」(白泉社)1984年16号〜18号
『メイプル戦記』にも、再び広岡真理子が主役として登場する。日本で初めて設立された女子プロ野球チームの物語。