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アニメ

高機動型ザクII

こうきどうがたざくつー

ガンダムシリーズのうち宇宙世紀を舞台とする作品に登場するモビルスーツアニメ機動戦士ガンダム』から派生したプラモデル企画『モビルスーツバリエーション(MSV)』として登場。

ジオン公国軍がMS-06F ザクII F型をベースとして開発した、宇宙空間用に特化した高機動型MS。外観こそは背部・脚部を除くとそれまでのザクIIと大差がないが、フレームやジェネレーターなどの内部構造は全面的に改修されている。大幅に向上した推力に比例して稼働時間は短く、このため制御が難しい機体となってしまったが、それに見合う性能の高さから熟練のエースパイロットたちからの人気は高く、配備の希望が殺到した。

高機動型の試作機RP型を経て、R-1型(高機動型ザクII初期量産型)が22機製作*1、その後訴えられていた問題点の改修を行ったR-1A型(高機動型ザクII改良型)へと発展、56機を製作。さらにビーム兵装の搭載を目的としたR-2P型の後、R-2型(高機動型ザクII後期型)へと至った。

R-2型は次期主力MSのコンペに使用された機体で、ツィマッド社のMS-09Rリック・ドムと争い、生産性の悪さから敗れている。しかし、MS-14ゲルググの前身であるMS-11アクト・ザクのパーツが多数流用されており、「ザクの皮を被ったゲルググ」とも言われる高性能機であった。また、背部バックパック、脚部スラスターと防弾カバーの意匠も他とは異なる。R2型として製作された4機のうち、真紅と黒のツートンでカラーリングされた機体は、「真紅の稲妻」ことジョニー・ライデンの乗機として有名。

OVA機動戦士ガンダム 第08MS小隊』では、試作機RD-4型が登場。MS-06ザクIIの上半身に、MS-09Rリック・ドムの下半身を取り付けたようなアンバランスな外観が特徴で、脚部の熱核ロケットエンジン試験が本来の開発目的だったことを物語る。パープルとブラックのカラーリングも、リック・ドム系譜に連なるものであろう。第1話でアイナ・サハリンがテストパイロットとして搭乗した段階では、技術的トライアルはほぼ完了していたらしく、地球近傍の地球連邦軍勢力下でジムとの交戦データ収集を行っていた。この戦闘で、護衛機のザク3機を伴った本機は、ルナツーから出撃した2機のRGM-79E初期型ジム撃墜テリー・サンダースJr.の搭乗する残り1機も大破させたが、増援として現れたシロー・アマダのボールK型に破壊され、戦闘データを失った。

MG 1/100 MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用 ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

MG 1/100 MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用 ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

MG 1/100 MS-06R-1A 高機動型ザクII 黒い三連星仕様 Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

MG 1/100 MS-06R-1A 高機動型ザクII 黒い三連星仕様 Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

HGUC?1/144?MS-06R-1A 黒い三連星ザクII (MSV)

HGUC?1/144?MS-06R-1A 黒い三連星ザクII (MSV)

HGUC 1/144 MS-06R-1A シン・マツナガ専用ザクII (MSV)

HGUC 1/144 MS-06R-1A シン・マツナガ専用ザクII (MSV)

HGUC 1/144 MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用ザク (MSV)

HGUC 1/144 MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用ザク (MSV)

機動戦士ガンダム サンダーボルト

機動戦士ガンダム サンダーボルト』では、一種サイコミュ技術であるリユース・P・デバイスを装備した高機動型ザク、通称『サイコ・ザク』がリビング・デッド師団の傷痍軍人ダリル・ローレンツの愛機として登場。義手や義足などを通してモビルスーツを意のままに操ることができるというメリットがあるものの、その反面四肢すべてが義手・義足でないと機体の性能を十分に引き出せないデメリットも併せ持つ*2。作中では連邦軍ムーア同胞団を壊滅させた直後、イオ・フレミングフルアーマーガンダムと激戦を繰り広げた。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ルウム戦役での黒い三連星の乗機として、グレー・ブラック・パープルを基調とする特徴的なカラーリングが施されたR-1A型高機動型ザクIIが登場する。

*1:使用したエースとしては「白狼」シン・マツナガらが有名

*2:このため、ローレンツ二階級特進と引き換えに最後まで残った右腕を失っている