沖縄の民俗学者。(高宮廣衛、1928年6月23日ー2015年8月20日) 沖縄県石垣市生まれ。沖縄戦で鉄血勤王部隊の一員となる。カリフォルニア大学社会学部卒。沖縄で高校教師、沖縄短期大学講師、1960年沖縄大学講師、64年助教授、69年教授、70年学長、72年沖縄国際大学教授、84年学長。99年定年、名誉教授。同大南東文化研究所長。息子に高宮広士・札幌大学教授。
与那国、比川浜を臨む石垣繁先生、第一回やしの実大学・八重山実行委員長 洪教授から、与那国の後種子島に行かないか、とのお誘いを受けた。90年代に開始した「やしの実大学」はほぼワンオペで開催してきたのだが、今回もワンオペである。開催後は絶対心身ともにバテているので遠慮しようと思った。しかし旅費を自己負担で参加いただいた洪教授からのお誘いである。しかも種子島で遊ぼう、観光しよう、という話ではなく考古学発掘が行われ、高名な骨研究の学者先生がわざわざ北海道から飛んでくるという。 そして発掘している鹿児島大学の学者は高宮広土教授だという。 咄嗟に、これは「縁」だと気がついた。種子島にいってご挨拶しよう。そ…