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高橋至時

サイエンス

高橋至時

たかはしよしとき

明和元年(1764)〜文化元年(1804)。

天文学者。通称=「作左衛門」。大坂の身分の低い役人;「定番同心」の子。天下に名高い脱藩学者;麻田剛立天文・暦学を学び、その推薦によって間重富と共に1795年、江戸に行き幕府天文方となり、寛政暦を完成した。

●その後、フランス天文学者で斯のカントにも影響を与えたラランド天文書から西洋天文学の優秀さを知り、命を削るようにして、その研究書『ラランデ暦書管見』を残した。

●また蝦夷地測量〜全国測量を敢行した伊能忠敬(1745〜1818)は、この高橋至時天文・暦学・測量学を学び、豪商でもあった間重富に依頼して最新鋭の観測機器を作らせたりもし、その熱心さや精度の高さから測量旅行が推薦されたのだった。

●著書=『西洋人ラランデ暦書管見』、『新修五星法』、『増修消長法』、『赤道日食法』など。