市民ネットワーク「地球村」代表。1947年生まれ。大阪大学物性物理学部卒業。
幼少の時より片目が不自由で物事を偏った平面で見るようなところもあるが、そのことが逆に真実を見極める心の目を育み本物ヲ見抜くのかもしれない。
国連ブラジル地球サミット、モントリオール会議に出席。「美しい地球を子供たちに」と呼びかけ、地球環境の危機的な限界的状況を講演や著書、ボランティアネットワーク「地球村」などにおいて事実に基づいて提言をし続けている。
環境問題を心の問題として捉え本当の幸福とは何か?と言う問題まで追及するので宗教的な哲学的な思考方法も重要視され物質的な豊かさを放棄して精神的な豊かさに移行してゆかなければならないという。
『私の目的は地球を守る事ではありません。私の目的は幸せの実現です。幸せとは何でしょう。自分だけのしあわせはありません。本当の幸せとは自分が幸せであり、みんなが幸せである事です。私は交通事故の体験で、全てのものが一つにつながっていること、ワンネスであることをしりました。一見バラバラに見えても本当はすべて根っこのところで一つにつながっていて、すべては調和の中でしかいきられなのです。それが自然というものです。しあわせは自然のなかにありしあわせは調和の中にあることに私は気づいたのです。自然のなかにすべてがあります。反対に自然を越えてはいかなるものも生存出来ないし、しあわせはない,自由はない、安心そのことをわかれば、人はしあわせになれます。』