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一般

国鉄DE10形ディーゼル機関車

こくてつでーいーじゅうでぃーぜるきかんしゃ

日本国有鉄道国鉄)が開発・設計した中型ディーゼル機関車

ローカル線の貨客列車牽引や、入替作業を目的に開発された。適度な大きさと汎用性から1960年代〜1970年代に大量に作られた。日本各地のローカル線蒸気機関車の置き換えを促進した。

DE10形同士は勿論、同時期に本線で活躍した国鉄DD51形ディーゼル機関車重連総括運転も可能で、DD51の大きな車体と比較してやや小柄なDE10は、マニアや現場にて「デーイートー」「チビ」などと呼ばれ、親しまれている。

国鉄の支線用貨客列車牽引や入替用機関車は、1957年から国鉄DD13形ディーゼル機関車が製造されていた。しかし、2エンジンであるため整備効率の悪さやコスト、軸重過大などの問題があったためローカル線には適していなかった。

DE10形はDD13形に代わる機関車として、13tの軽軸重実現を主に1エンジン機関車として開発された。そのため動軸が5軸(B+AAA)という変わったものとなっている。ローカル線で走行できる13tの軸重を実現し、列車の入替作業をもこなせる粘着力を得るには、5軸が良いと採用された。そのためエンジンを搭載する側の台車は3軸(特殊リンク機構)となっていて、運転台は中心からずれている。

エンジンはDD51形のDML61Z(1100PS)からDE10形ではDML61ZA(1250PS)*1エンジンを採用した。液体変速機は本線での列車牽引と、入替作業の双方で最適な粘着牽引力を出せるよう、歯車列を低速、高速と切り替える構造のDW6型を採用している。又、入換時のブレーキ操作を容易に行えるよう、ブレーキ弁セルフラップ方式を採用した。

2005年現在でも、貨物列車の牽引や入替作業、臨時列車の牽引などで、JR各社に残っている。


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*1SG搭載車は1350PSのDML61ZBを搭載する