国田ジンジャー

音楽

国田ジンジャー

くにたじんじゃー

洋楽アーティストの対訳を数多く手がける翻訳家詩人

アメリカ人と日本人のハーフの女性である。日本生まれ。幼少のころはハワイで育つ。

ウドー音楽事務所にて通訳などの仕事を経験した後、シュールレアリスティック・トランスレイターに転身した。

誤訳・直訳・超訳・無訳だらけの、一見しただけでそれとわかる極めてユニークな訳詞が特徴。それゆえ否定的な意見も多いが、彼女独自のスタイルには間違いなく他の訳詞とは一線を画す強烈な個性があり、彼女の仕事を一種の〈アート〉であるとみなし、称賛するファンも少なくない。

代表作は、Red Hot Chili Peppers『Californication』国内盤など。同アルバムでは収録曲“I Like Dirt”の対訳を「都合により割愛しております。)」として放棄するという、異例の作品を発表。この傑作によって、マルセル・デュシャンの「泉」がアートにおいて、ジョン・ケージの「4分33秒」が音楽において成し遂げた偉業を、彼女は人類史上初めて翻訳という領域にて実現させたのである。