八ヶ岳に沿うように、その南東麓を通り抜ける観光道路。その誕生の経緯から、八ヶ岳高原道路や八ヶ岳横断道、八ヶ岳公園道路とも呼ばれる。 当初は、中央道の小淵沢I.C.から八ヶ岳方面への観光有料道路八ヶ岳横断有料道路として、山梨県企業局によって整備され、昭和51年(1976)10月9日に開通した。その後、山梨県道路公社発足に伴って管轄が移され、25年の料金徴収期間を終えた平成13年(2001)10月9日に無料開放されている。 この有料道路は、小淵沢I.C.付近から長坂町までの全長約5kmの道路であったが、後に前後を併せ、現在の八ヶ岳高原ラインという愛称が山梨県によって名付けられた。これにより、全長は…