戦国大名。織田信長の岳父。長井新九郎規秀。 油売りから一代で戦国大名に成り上がった「下克上の代表」だと思われていた。
近年の研究では父、長井新左衛門尉が妙覚寺の僧から還俗して武将となり、美濃守護土岐氏の奉行にまで出世しており、道三はそこから美濃を手中にしたということになっている。
1556年、家督を譲った長男義龍と対立し、長良川の合戦で戦死。
夕方まで静岡市駿河区にいた。 用事を終えたあと、少しだけ近くの神社を散策できた。そこで藁人形を見つけたのが、今日のいちばん大きな出来事だといえる。 その神社は、住宅街に囲まれた低山にある。全体が墓地や雑木林になっている場所で、かつては山城だったそうだ。その一部が神社となっていて、山頂には小規模ながら本殿らしい社も建っている。 漫画や小説で戦国武将の斎藤道三に興味が湧いていて、縁の地があれば立ち寄ることにしているのだ。今日の山と山城も、作中に登場している。 新九郎、奔る!(1) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 国盗り物語(一)(新潮文庫) 作者:司馬 遼太郎 新潮…
戦国時代、一国を手中に収めた男、斎藤道三。 油売りの商人から美濃の大名にまで上り詰めた彼の物語は、まさに下克上の象徴です。本記事では、この異色の武士、道三の生涯を深掘りします。 京都で生まれ、若くして僧侶となり、その後は油商人として名を馳せた道三。 しかし、彼の野望は商売の世界に留まらず、武士へと転身。 知略と武勇を武器に、美濃国の権力を掌握しました。 織田信長の義父としても知られる彼の、狡猾でありながら魅力的な人生を、戦国の舞台を背景に紐解いていきます。 道三の成功の秘密とは?彼の歴史に残る足跡を追いながら、戦国時代の生き様を探ります。 油売りから美濃の支配者へ。斎藤道三の驚異の人生を紹介🏯…
公式サイト https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=24145 → 「秀吉の活」(幻冬舎時代小説文庫) → 「宇喜多の捨て嫁」(文春文庫) → 「宇喜多の楽土」 → 「人魚ノ肉」(文春文庫) → 「木下昌輝」関連の記事 さて、今日は日曜日デスが、 長男夫婦が遊びに来て昼食を共にしたり、 いろいろと野暮用もあったもので、 ブログは貯金の読書ネタでスンマソン。 先日古くからのブログ読者の方に、 最近読書ネタが少ないとご指摘を頂きました。 確かに電車通勤でなくなってから、 読書の時間は激減しましたが、 それでも週に一、二冊は読んでおります…
2022年7月に行ってきた岐阜の旅。 旅の最大の目的は、2021年に東照宮の建物が新たに造営されたばかりの伊奈波神社。この記事では、まず伊奈波神社の境内をご紹介し、後編で東照宮についてご紹介します。
尾張統一までの信長の若き日 天下統一の手前まで行った織田信長の生涯と言えば、桶狭間の合戦から語られることが多いが、今回はその手前の尾張統一までの信長の人生に注目する。番組では江戸時代初期に信長の側近だった太田牛一が記した一級資料「信長公記」に基づいて信長の若き日を紹介している。 織田信長、幼名吉法師は、1534年に尾張の虎と恐れられた織田信秀と正室の土田御前の間に嫡男として生まれる。織田氏は尾張守護の斯波氏の元で守護代を務めてきた一族である。しかし信長の誕生時は斯波氏の力は弱まっており、実質的には上四郡は守護代の岩倉織田家が、下四郡は守護代清洲織田家が治めている状態だった。信長が生まれたのは清…
【きょうの人】 0528 斎藤 道三 没 戦国武将・美濃のマムシ 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。 ■ 斎藤 道三 没 美濃のマムシ さいとう どうさん 明応3年(1494年)-弘治2年4月20日(1556年5月28日) 改名 長井規秀→斎藤利政→道三 NHKの大河ドラマで、信長の義父として登場、一旦後継者として認めた息子との戦で討ち死にするというシーンは、目に焼き付きましたね。 斎藤 利政(さいとう としまさ)は、戦国時代の武将、美濃の戦国大名で、坂口安吾「信長」や山岡荘八「織田信長」といった小説の影響…
こんにちは,四十雀です。 今回は三分(さんぶ)の話について,少しつぶやかせていただけたらと思います。 さて,実は思い切り私事の話なのですが・・・。 今回,なぜか髪の毛を三分刈りにしてしまいました・・・。 いや,実は,先日久しぶりに床屋さんに行ったのですが,自分がいつも五分刈りにしていたか三分刈りにしていたかすっかり忘れていて,床屋さんでつい「三分刈り」と言ってしまったんですよね・・・笑い そしたらばバリカンで激しく刈られてこの頭に笑 でも,結構この頭,個人的には気に入っています。 私,今無精ひげを生やしているので・・・。 イメージ的にはこんな感じになってしまっています(笑) あ,こちらは「美濃…
「東映時代劇YouTube」チャンネルで配信されていた、時代劇スペシャル『戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三 怒涛の天下取り』(監督:工藤栄一)を見る。1991年にテレビ朝日系列で「新春大型5時間時代劇スペシャル」とした放送された。主演は松平健。浪人の子に生まれた庄五郎が、父の意志を受け継ぎ、下剋上の戦国乱世に一国一城の主になる野心や理想を胸に、戦国大名『齋藤道三』として成り上がっていく姿を描く。庄五郎(松平健)は、荒れ果てた京で油問屋の奈良屋の一人娘・田鶴(斉藤慶子)を助けたことから請われて奈良屋の婿となる。豪商の主となり巨万の富を得たが戦国大名となる夢を捨てきれなかった。やがて美濃国に目をつけて…
清洲城濃姫の像(地図赤①) 1535年父斎藤道三・母正室小見の方の唯一の子どもとして美濃国(今の岐阜県)に生まれる ※ 諸説あり正確な年代は不明 小見の方は明智光秀の父光綱の妹という説があり明智光秀とはいとこ同士に当たる と言われている 正式な名前は分かっていないが美濃国から嫁いだ姫ということで濃姫、または斉藤道三が隠居していた鷺山城から鷺山殿などと呼ばれている(地図赤②) 他には帰蝶と呼ばれていた 1546年 11歳 越前大名朝倉孝景と斎藤道三の和睦の条件として美濃守護である土岐頼純(ときよりずみ)と結婚させられる このとき織田信長との結婚の話も出ていたが保留となる 1547年 12歳 土岐…
▼PR 利き酒師が選んだ希少な日本酒が毎月届く 岐阜県岐阜城 by:photo-ac お城大好き雑記も40回目になりました! 今回は、岐阜県岐阜城です。 岐阜城は長良川に臨み、濃尾平野を一望する標高329mの急峻な金華山山頂から麓にかけて築かれた壮大な山城。 別称は金華山(きんかざん)城、稲葉山(いなばやま)城、井ノ口城です。 2006年に「日本100名城」(第39番)に選定されています。 金華山岐阜城とロープウエイ by:photo-ac 岐阜城は元々斎藤道三(どうさん)の居城であった稲葉山城ですが、織田信長の天下布武への第一歩を記した記念すべき城となりました。 金ぴかの織田信長像 by:p…
斎藤道三が娘婿である信長を気にかける手紙が見つかったというニュースが今日の朝一番に目に飛び込んできた。 手紙の中身はまるで本物の親子のように道三が若き信長のことを末長く世話して欲しいと近隣の領主に頼んでいる。 道三と信長といえば、聖徳寺で初めて2人で会う際、事前に密かに見た時にはうつけの格好をしていた信長が対面時には正式な礼装で現れたので道三がその器量を見抜き感心した、というエピソードが有名だ。 SNSで見かけた自称研究者には、発見された手紙は父信秀亡き後の織田家の権威が同盟の要である義理の息子に渡るよう力関係を考慮して書いただけのものと語る人もいたが、後世からの視点で見るとこの道三-信長のダ…
城巡りも14城、ここでついに織田信長の名が現れました。関東城巡りでは出てこない人ですからね。 安土城 日本史上で最初の本格的総石垣の城で、最初の本格的天守を持った城と言われています 今は天下布武の夢の跡。 まずは起床して朝食がうめ〜!からスタート あんかけ焼きそば大好きだからご飯おかわりよりこちらをおかわりした。 調味料も完備しててこれは4日間とも朝食期待! 今日は安土城と観音寺城 最寄り駅一緒だがニ城とも離れてる(車なら余裕だが)、近江八幡駅からは一駅、徒歩で片道50分 しかしそこからさらに登城含めるとだいぶかかる、平坦な道は楽だが、石段や山道となるとせめて麓までは他になにか、、 ネット見た…
金鑵城での取材が終わったらお昼ご飯にGOだ。こういう時に男とマスツーなのは心強いんだ。それも秋野先生と一緒だからどんな店だって遠慮なんかいるものか。「そうでもないですよ」 金鑵城から県道七十九号線に出てひたすら北上してた。かなり走ったけど、潜ったのは中国道のはずだ。そこから連れて行かれたのは、「かいな製麺所です」 製麺所ってなってるけどうどん屋だ。あははは、秋野先生でもライダー飯なんだ。不満じゃないよ。秋野先生もバイク乗りだって思っただけ。バイクならこういう店が良いよ。かなり人気のある店だから並んだけど二人なら全然苦じゃないもの。讃岐うどんみたいだったけど、味も余裕で合格だ。 そこから帰り道に…
ランキング参加中日本の歴史藤本正行氏は『信長公記』には「信長は迂回奇襲などせず、今川軍に対し正面から攻撃をしたと書いてある。」として『正面攻撃説』を提唱しました。 「桶狭間の戦い」から422年目にして初めて「迂回奇襲」以外の説が提唱されたのです。 藤本氏がこの説を提唱したことを契機にして歴史学者や在野の歴史研究家の間で『信長公記』が読み直され、現在では活発な議論が行われています。 では、太田牛一が書いた『信長公記』とはどんな書物なのでしょうか?そして何故今まで注目されなかったのでしょうか? 信長公記首巻(陽明文庫所蔵)『信長公記』は信長が足利義昭を伴って入京した1568年(永禄11年)から本能…
室町時代の出来事を年表にまとめた。 室町時代 は 日本の歴史の時代区分の一つである。 前は 鎌倉時代 後は 安土桃山時代 室町時代の 初期を 南北朝時代 終期を 戦国時代 と細分化することもある。 関連記事 室町時代の概要 室町時代の文化 室町時代の小区分 室町時代の出来事 前史 1318年 (文保2年) 後醍醐天皇 即位 1331年 (元弘元年) 元弘の乱 1333年 (元弘3年) 建武の新政 1335年(建武2年)中先代の乱 1336年(建武2年) 建武の乱 室町前期 1336年 (建武3年) 建武式目 制定 1336年 (建武3年) 北朝 第2代 光明天皇 即位 南北朝時代 1337年 …
今川氏の客人に過ぎなかった北条早雲は相模(神奈川県)の任国2つを攻め落として乗っ取り、初の戦国大名となりました。 A mere guest of Imagawa Clan, Soun Hojo defeated and took over the 2 domains in Sagami (Kanagawa Prefecture) and became Japan’s first Warring States feudal lord. 油売りの子に過ぎなかった斎藤道三も美濃(岐阜県)の土岐氏やその家臣の長井氏、斎藤氏を追放して任国の乗っ取り(国盗り)に成功し、戦国大名となりました。 Succee…
そうやって睡魔のせいにしております。今年は特に気温差がジェットコースター状態なので、体力の消耗もあるかも知れません。食後の睡魔がヒドイヒドイ・・・早く気候が安定してくれないかなぁ・・・その前に冷房が動くかどうか確認しないといけないけど。 つまり、何も読み終えていません。はい。あと一章で終わるから、これを読了と言ってもいいかもですがね。いいか。書いちゃうか。 美濃土岐氏――平安から戦国を駆け抜けた本宗家の戦い(中世武士選書50巻) 作者:横山住雄 戎光祥出版 Amazon 著者の方、自分が目にしたのが十年ぐらい前で、一般書で見たのがそれぐらいだったから勝手に同年代の研究者なんだろうなぁ、と思って…
戦国時代の出来事を年表にまとめた。 戦国時代 は 日本の歴史の時代区分の一つである。 前は 室町時代 後は 安土桃山時代 広義の室町時代に含まれる。 戦国時代の概要 戦国時代の文化 戦国時代の出来事 1449年 (文安6年) 足利 義政 8代将軍に 1455年 (享徳3年) 享徳の乱 1465年 (寛正5年) 後土御門天皇 即位 1467年 (応仁元年) 応仁の乱 1470年 (文明2年) 京極騒乱 1471年 (文明3年)山名豊之の殺害事件 1473年 (文明5年) 足利 義尚 9代将軍に 1479年 (文明11年) 毛利次郎の乱 1487年 (長享元年) 長享の乱 1487年 (長享元年)…
朝、善福寺川沿いを走ってきました。今日は島で出会った友達と、皇居の桜見をしようと思っています。楽しみです。 「日本史1200人」471 斎藤道三(ドウサン;1494〜1556) 美濃国・戦国大名。父は京都妙覚寺僧・西村新左衛門尉で、道三は一介の油売商であった。父はクーデターで守護代の斎藤利良を追放し、新しい守護として土岐頼芸を擁立した。しかし道三は父の死後、守護代の斎藤家を乗っ取り、1552年には頼芸を尾張国へ追いやり、美濃一国を自分のものにした。その非情な“国盗り”を見た人々は「蝮の道三」と呼んだという。道三は隣国尾張の織田信秀と和睦し、娘の濃姫を織田信長に嫁がせた。1554年、追放した頼…
・井ノ口城、金華山城とも呼ばれた斎藤道三が美濃支配の拠点とし後に織田信長が「岐阜城」と名を改めた城は? →稲葉山城 ・処世術に優れ、権力者に取り入り戦国時代を乗り切り津藩の初代藩主となった戦国武将で築城の名手として知られるのは? →藤堂高虎 ・神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世が13世紀に築いた、イタリア南部プーリア州にある八角形の城はカステル・デル・○○○? →モンテ ・戦国時代、北条氏の本拠地となっていた、豊臣秀吉による征伐でも有名な城といえば○○○城? →小田原 ・豊臣秀吉による朝鮮出兵の拠点として築城された肥前国の城といえば? →名護屋城
週末親戚の家に遊びに。 親戚の家から近い、岐阜城に初めて行ってきました! 軽い登山と聞いていましたが、かなりの運動に! こんな絶壁に立っているとは、驚きました。 ドラマに出てきた斎藤道三氏にもお会いしました! ちょっとリアルすぎ。。。 そして、岐阜城の近くにある正法寺の岐阜大仏も訪問。。。 日本三大仏の一つで奈良の大仏の次にでかい大仏との事! あまり知られていないためか、人がいないので穴場です。 大きさにビックリします。 ぜひ!!オススメです! ↓
岐阜高島屋からすぐ近く「柳ヶ瀬天ぷらクラブ」に行ってきました。 4月6日(土)7日(日)は「第53回道三まつり」が開催。 「道三まつり」は1973年(昭和48年)に放送されたNHK大河ドラマ「国盗り物語」を盛り上げるため、岐阜まつりに“協賛”する形で始まったそうです。 神輿パレードやコスプレパレードなど様々な催しが予定されています。 柳ヶ瀬天ぷらクラブさんには、道三を冠した天丼があります。 その名も“道三天丼” 他には信長天丼もありました。 信長と道三は変人同士気があったとか。 天ぷらの単品メニューも豊富。夜は天ぷら居酒屋としても楽しめます。 「道三天丼」 1180円 清流長良川をイメージした…
【大河ドラマの企画段階 (2)】 そしたらプロデューサーは喫茶店の片隅で「(『麒麟がくる』〈2020〉の)光秀(明智光秀)役は誰ですか!?」。気が早いね(一同笑)。
本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の生涯を描いた意欲的な大河ドラマ『麒麟がくる』(2020)。その脚本を手がけた池端俊策氏は『昭和四十三年 大久保清の犯罪』(1983)や『仮の宿なるを』(1983)、『夏目漱石の妻』(2016)などでも知られる名匠である。埼玉県蕨市在住で、蕨市主催による講演会が2023年1月に行われた(以下のレポはメモと怪しい記憶頼りですので、実際と異なる言い回しや整理してしまっている部分もございます。ご了承ください)。
呉座勇一著「戦国武将、虚像と実像」角川新書刊を読み終えた。 著者は日本中世史が専門の気鋭の歴史家でその著作「応仁の乱」はこの分野では珍しいベストセラーとなった。 著者は「はじめに」でこの本の主題を『「大衆的歴史観」の変遷を追い、日本人の自画像の変遷を明らかにする』と記している。 世間一般の人が抱く歴史認識「大衆的歴史観」は専ら歴史小説や時代劇(江戸時代は講談や歌舞伎)によって形成されて来たとして、最もポピュラーな戦国時代の武将を例にしてその変遷や誤解(実際はどういう人物だったのか)、その影響などを論じたものでありその対象7人そのと課題は以下の通り、 明智光秀、(常識人だったのか?) 斎藤道三、…