在日認定

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在日認定

ざいにちにんてい

特定の日本人を在日韓国人または在日朝鮮人(場合によっては帰化者)であると認定する行為。客観的根拠を伴わないケースが多い。

日本人が行うものと韓国人が行うものの2タイプが観測されるが、日本人による認定が主流である。両者の認定動機は全く真逆であるものの、いずれもある種の人種思想に基づく行為であるという点は共通している。また日本の判例によると、たとえ価値中立的なものであったとしても、ある人物の出自について虚偽の事実を喧伝する行為は当該人物の名誉感情や人格的利益を侵害するため、不法行為による損害賠償責任を免れないとされる*1

主に韓国人朝鮮人への嫌悪感情を持つ右派系ネットユーザー(いわゆる「ネット右翼」)が盛んに在日認定を行っている。また最右派に属する論壇誌(「WiLL」など)や政治家・評論家(石原慎太郎など)が、後述する利敵行為レッテル型の在日認定を行う場面も見られる。

日本人による在日認定

人種憎悪型

韓国人朝鮮人は愚劣な連中であるから、こうした行為に及んだ輩は生粋の日本人ではなく在日韓国人在日朝鮮人のはずだ」というロジックに基づき、犯罪や不祥事、その他否定的評価される行為をした日本人に対して在日認定を行い、行為によって生じる悪評を韓国人朝鮮人に帰属させようとする試み。日本人の韓国人朝鮮人に対する人種憎悪思想に起因するものである。

利敵行為レッテル

政治家著名人を対象として在日認定を行い、当該対象は祖国である韓国朝鮮の利益を図ろうとする売国奴であるとのレッテル貼りを試みるもの。なお日本国籍を保有していないと日本の政治家にはなれないため、政治家を対象とする在日認定は必然的に「帰化した元在日」であるとの認定になる。

韓国人による在日認定

韓国人は優秀なのだから、このような功績を残した者は(在日韓国人であるはずだ」というロジックに基づき、何らかの功績を残した日本人に対して在日認定を行い、その功績による評価韓国人に帰属させようとする試み。韓国人の自民族優越主義思想に起因するものである。

*1土井たか子在日認定事件(神戸地裁尼崎支部2008年11月13日判決控訴・上告を経て確定)より。