1994年と1998年のFIMロードレース世界選手権(WGP)125ccクラスワールドチャンピオン。愛称は殿、カズート(イタリア語で転倒を意味する)。
1990年に全日本125ccチャンピオン獲得後、1991年よりWGPの125ccクラスにエントリー。序盤は苦戦するもの、シーズン後半には、チェコGPでトップを快走(ただし、その後に転倒)するなど、活躍しはじめ、その年の最終戦のマレーシアGPにて初表彰台を獲得。
1993年のスペインGPにて初優勝をするが、その初優勝となったレースは1991年より同じくWGPへ参戦しはじめた若井伸之選手が予選中に事故死したレースだった。
その後、1994年にホンダでワールドチャンピオンを獲得し、1998年には、アプリリアでタイトルを獲得。2000年からは、テレビでの解説等、モータースポーツの振興に努める。