実力値は誰にも分からない 防衛省の設計ポリシーは、 ・正面装甲はセラミックと防弾鋼板のハイブリット構造 ・周辺装甲は防弾鋼板 ・耐HEAT弾に対する空間装甲 であり、90式戦車から変わっていない。 日本には優秀な治金技術があり、伝統的に、防弾鋼板は、微細化による応力緩和や亀裂の抑制を追求している。一般的にオールマイティな装甲はないので、目的ごとに最適化された材料の組み合わせになる。 出典:三菱長崎機工株式会社 一方で、イスラエルのメルカバ戦車に遅れる事40年、後部バスケットを拡大、対RPG対策としてのスラット機能を持たせている。 構想段階では、低シグネチャの為、車体後部に赤外線抑制機能のあるス…