法学者。(1939年12月23日ー2018年1月15日)
北海道小樽市生まれ。1963年東北大学文学部哲学科卒業。70年同大学院法学研究科公法専攻博士課程修了、「法条競合の本質」で法学博士。神奈川大学法学部講師、助教授、教授。2010年定年、名誉教授。専攻は刑事法学。
かすがい現象否定説の文献起訴状では侵入罪+A罪が牽連犯とされ、訴因変更で、侵入罪とB罪が牽連犯ということで追加されることがあります。そういう場合には、訴因変更の違法を主張すれば、請求を受けない事件について判決をした違法(刑訴法378条3号 最二小判昭和33年2月21日刑集12巻2号288頁*1)になる可能性があります。 控訴理由第※ 法令適用の誤り・訴訟手続の法令違反~住居侵入罪をかすがいとするかすがい現象は違法である 120 1 かすがい現象 120 2 法文解釈 122 3 かすがい現象に批判的な学説 126 正田満三郎刑法体系総論p339 126 中谷 裁判例コンメンタール刑法1巻 12…