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山段芳春

一般

山段芳春

さんだんよしはる

会津小鉄会・高山登太郎会長(当時)と親しく、登久太郎氏の長男が経営していた会社が新石垣島空港の用地買収に際して多大な融資を行っていたのが山段氏率いるキョート・ファイナンスである。

KBS京都の事実上のオーナーであるとも言われた。1989年近畿放送は第三者割り当て増資を行い約6億円分をキョート・ファイナンスが引き受け、その結果筆頭株主だった京都新聞がもつ株式を上回り同社の筆頭株主となった。当時、京都信用金庫京都銀行、関西新聞*1が山段氏の影響下にあったといわれ3社が保有する近畿放送株の保有分をあわせるとほぼ50%の株式を山段グループが占めた。

京都を牛耳る大物フィクサーと呼ばれたのはその多大なる人脈による。政界では、自・社・公・民に山段派議員がおり。マスコミではKBS京都新聞に強い影響力を持ち。法曹界では吉永透(元京都地検検事正)、三木今二弁護士(元京都地検次席検事)など。医師会労働組合幹部、府警OB、市役所などに情報網を持っていたという。

会津小鉄会(京都)、並木一家(東京)、住吉連合(東京)、松浦組(神戸)などの暴力団にも顔が利く。

検察、警察、府、市OB80名を集めた「星峰会」。名誉顧問に三木今二弁護士、山段氏が常任顧問、吉永透氏、服部光行弁護士、岡田二郎京都銀行専務(当時)、高野瀬宏京都信用銀行専務理事(当時)、高山三男キョート・ファンド取締役らが役員に名を連ねていた。

  • 《参考》京都に蠢く懲りない面々―淫靡な実力者たち (講談社プラスアルファ文庫)
    京都に蠢く懲りない面々──淫靡な実力者たち 湯浅俊彦+一ノ宮美成+グループK21・著 講談社+α文庫

*1:これまた大物フィクサーといわれる許永中被告が元々オーナーであったらしい。キョート・ファイナンスは同被告に対しても多大な融資を行っていた。