大リーグのシカゴ・カブスに長年伝わるジンクスのひとつ。
ペットの山羊を連れてリグレー・フィールドに通いつめていた熱心なファンがいたが、あるとき急に「山羊の入場は認めない」とのお達しが下った。山羊の体臭を気にしたほかのファンからの苦情が原因と言われる。
しかし、山羊が締め出されて以降のカブスは低迷を続け、1945年以来一度もワールドシリーズに足を進めていなかった。
2016年、プレーオフを制し71年ぶりにワールドシリーズ進出、さらには108年ぶりにワールドシリーズを制し、ジンクスは破られることとなった。