漢籍の図書分類目録。隋書経籍志に端を発す。李充『晋元帝書目』に見られる分類と序列を継承して、書籍を四部に分類し、それを「経」・「史」・「子」・「集」と正式に命名した。四部内部の細目の内訳や、道教・仏教の書を付録する点などは、阮孝緒の『七録』に類似しており、「経籍志」が『七録』の影響も受けていることが分かる。「経籍志」の「経部」は627部、5,371巻、「史部」は817部、13,264巻、「子部」は853部、6,437巻、「集部」は554部、6,622巻。計2,851部、31,694巻を著録した。