考えるのをやめること。
あるいは、あることに対する判断を放棄して、既成の判断を無批判に受け入れること。
「短絡的な反応」「脊髄反射」「固定観念に基づく判断の枠組みを超えていない」「状況の変化にもかかわらず、以前の方針をそのまま当てはめる」状態を指し、議論において極めて批判的に用いられる。
基本的に、きちんと論証する手間を省いて「自分は正しく、相手は間違っている」ということを簡潔に訴えるために使われる手抜きのための用語。「相手の異論は絶対、間違いであるのに対して、自分は絶対、正論である。つまり自分や相手が、一般常識と世間から見て論理的で無く矛盾した発言をしているのにただ感情的に正論と、物事をきちんと判断できない人達を指す時に使用する」簡単に言えば「ダメ。ゼッタイ」「絶対、儲かる」「絶対、崇拝しろ」と主張したい人が使う。
また、左翼・右翼・保守・革新・革命・ネットワークビジネス・法令順守などの立場からの発言ばかりだ、とレッテルを貼って反対意見を馬鹿にするためにも駆使される。
この言葉を使うこと自体、往々にして、相手の発言を読み取らずに「反〜何とか」というレッテルを貼るだけに終わってしまう。すなわち「思考停止」という絶対主義の論理である。
※哲学用語で「エポケー?(epoche)」をさすこともある。
古代懐疑主義(ピュロン派)からフッサールの現象学までに連なる重要な概念。
ただし、この場合は「思考停止」ではなく「判断停止」と呼ぶのが普通である。また、「判断停止」といっても文字通り判断を停止するわけではなく、「(判断の前に)常識や予断をいったんカッコにくくってみる」という意味である。
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